4 肩がうまく動かない:小脳出血の発病・入院・リハビリ・その後数年間の経過

歩行機能のリハビリのほかにもう一つやることが有りました。

肩の治療です。

左肩の可動範囲が異常に狭くなっていたのです。

1、発病
2、入院・治療
3、バランス機能
4、肩がうまく動かない
5、リハビリ
6、転院
7、リハビリ
8、自宅療養
9、仕事復帰
10、肩の治療
11、自動車運転
12、年々良くなるのが解る
13、MRI定期検査打ち切り
14、気持ち・心の復帰

 

4、肩がうまく動かない

以前にもブログに書いたのですが、左肩の動かせる範囲が狭くなっていて腕が上に上がりませんし、背中がかけません。

右手でカバーできますが不便は不便です。

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これは脳出血後になったわけで関連性があるのではないかと看護師や医師に聴くのですが答えてくれません。

今になって分かったのですが私が医師に尋ねている時にはまだそういう認識、脳の病気と肩関節の関係について研究報告が出るか出ないかの頃だったようです。

ですので医師は発言は立場上出来なかったのかもしれません。

頻発するものでも無いようなので医師は知らなかったのかもしれません。

で、今では脳疾患と肩の異常は連動しているらしいとされています。

脳卒中片麻痺患者の肩関節障害について

脳卒中片麻痺患者の多くに二次的合併症としての肩関節障害が見られる。

2.いわゆる五十肩(有痛性運動障害)
多くの場合拘縮の起こりかかった肩に対する無理な他動運動が原因。
*肩甲上腕リズムの考慮、初期は正常可動域の1/2のR.O.M.訓練、滑車訓練
は要注意。

詳しくはこちらのページに書きました。
医療は日々進歩しているんですね。

というか過去にはあまりなかった症状なのでしょうか。

片麻痺患者の多くに出るとの事、小脳出血の患者にも似た症状が出たわけです。

私の場合、かすかながら左側が少し弱くなっていました。

左側の動体視力が少し弱いのです。

先生も左側の眼振が少し治りが遅いという風に見ていました。

異常な肩は左側です、何かありますね。脳と肉体の、運動系の不思議な関係。

 

・・・後にMRIの定期検診の時に写真を見ながら「左側、その後どう?」と聞かれましたが

若干動体視力が弱い部分はあるが生活上全く問題無しですと答えましたが、ほんの目に見えるかどうかの出血部位でどこが弱くなるのかわかるわけなので凄いですね。

ということで、肩の件、私の疑問は数年後に解消しました。

 

とにかく大きな病院ですので様々な治療体制が揃っており、歩行とは別に肩の治療もやっていただきました。

進展は遅く完治まで1年くらいかかりましたが治ります。

安心してください。

脳疾患による片麻痺とは違う、脳から肩へ異常な指示が出たか何かの拍子に異常になった感じでしょうか。

物理的なもののようで、様々な手法で少しずつ可動域を広げていったら元に戻りました。

次は、大病院でのリハビリについて

つづく

 

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3 バランス機能:小脳出血の発病・入院・リハビリ・その後数年間の経過

小脳は体のバランスをとっている脳です。立ったり歩いたり、そう簡単な事ではありません。

赤ちゃんも何度も何度も練習して二本足で立ち、歩きます。動物でずっと二本足で歩けるのは人間だけです。

赤ちゃん以来再度、その二本足歩行の深淵を覗いたのがリハビリでた。

1、発病
2、入院・治療
3、バランス機能
4、肩がうまく動かない
5、リハビリ
6、転院
7、リハビリ
8、自宅療養
9、仕事復帰
10、肩の治療
11、自動車運転
12、年々良くなるのが解る
13、MRI定期検査打ち切り
14、気持ち・心の復帰

 

3、バランス機能

小脳がやられまして、能の機能回復をすぐにしなくてはならないということで

直ぐにリハビリが始まりました。

こういうリハビリは早ければ早いほど良いそうです。

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上記写真のようなところを何回か歩きます。

そんな簡単な事から始めるのですがこれが大切らしいです。

脳の歩く回線を刺激するのです。

人間て少し寝ているとあっという間に筋肉が落ちますし、とにかく使わないものはどんどん劣化していくようなのです。

これ、健常者もしっかり認識しなくてはならない事です。

休んだり、使わない機能は運動で脳でもいとも簡単に劣化してゆく。

 

バランス感覚のお話しでした。

ずっと後になって退院してから、山古志の手掘りトンネルに入った時真っ暗でバランス感覚を無くしてよろめきました。

以前はそういうことは無かったですし、今はもう大丈夫なのですが。

 

退院後初めて山古志のトンネルに入ってよろめいたのはショックでした。

この時感じたのは、人間のバランスは2系統で成り立っている事。

視覚と耳に有るんでしたっけ並行感覚を司る三半規管、この二つ。

 

私の場合、三半規管からの信号を受ける小脳内の部分が少しやられていたのでしょうか、トンネルで残るバランス機能の視覚まで失われた時に急激に全バランスが失われてふら付いたようでした。そうとしか思えません。

その後も暗闇にゆくとふら付きが増すことがわかり、夜の繁華街はいかない事にしました。その時点で健康面でも精神的にもとっても繁華街に行っている余裕は無かったのですが。

とにかく暗いところは避けました。

同じような方、安心してください。今では暗闇でもほぼ大丈夫です。

 

ということで、入院中の仕事はとにかくリハビリです。

つづく

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2 入院・治療:小脳出血の発病・入院・リハビリ・その後数年間の経過

入院と最初の治療の状況を書きます。

1、発病
2、入院・治療
3、バランス機能
4、肩がうまく動かない
5、リハビリ
6、転院
7、リハビリ
8、自宅療養
9、仕事復帰
10、肩の治療
11、自動車運転
12、年々良くなるのが解る
13、MRI定期検査打ち切り
14、気持ち・心の復帰

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2、入院・治療

発病の翌日、まだ急患病室もしくは点滴室だったように思います。

点滴が腕に刺さっていて、出血した脳の部分の治療になる薬が配合されたものだともうのですが、それと飯が食べられないので栄養の補給か何かだったように思います。

急患病室あたりに何日かいたのかどうか、直ぐに病室に行ったのかどうかの記憶は曖昧です。

でも覚えているのは何故か塩カルビ丼が食べたくなった事です。

めったに食べないものなのですが。

・・・今思えば最悪ですよね。塩分と油、血管に良くないものなのですが。ま、人間て好きなものはその人の命を削るようなものばかり。命を削りながら日々誰にも訪れる死に向かっているんですよね。この時の自分はまだ死ねない状況。でも、同級生は既に何人も病気とかで亡くなっているんだよな・・・。

6人部屋に移動してからはずっとひたすら点滴治療です。

最初はまだ動けないということでちんちんに管を差し込み直接尿が流れでるようにしていました。

もちろん女性の看護士さんにやってもらったのですが、恥ずかしさなど微塵も感じる精神状態にあらず。

成すがまま(ナースがまま)に任せるしかなかったというか、そういう気持ちすらもっていなかったような。

 

そのうち先生の診察を受けに行くときには、看護師さんが車いすに乗せてくれるようになりました。

 

そうそう、病気のこの時点の状況ですが

僅かな小脳出血、最初に天井が廻ったと言いましたが、この時点でも少し視界ぶれています。

眼振と先生は呼んでいました。

小脳は運動を司っているとの事、この部位での出血は最悪死亡、死ななくても一人で立てない、歩けないとかになるらしいです。

これは後で知った事であり、この時点ではバランス感覚が少しおかしくなっているとは気付いていなかったと。ただ目が廻るのが治ればそれで問題解決位に思っていたようにも思います。

Wikipediaで調べると脳内出血のページ内に小見出しで解説されています。「小脳出血

小脳が障害されるため、四肢麻痺が起こらずに歩行不能などの症状が発生する。そのほかに頭痛、悪心、嘔吐、眩暈などが見られる。…

やばい場所なんですよね、小脳。

片マヒは起きないが歩行困難になるかもという事です。

 

で、この時はそんなこともつゆ知らずひたすら点滴と睡眠の日々だったように記憶。

 

で、そのうち車いすじゃなくて松葉杖で歩く許可が出て

・・・歩けるのでした。

トイレまでなら歩いていいよとなった記憶。

杖が無くては安定して立っていられなくて障害者がつかまる取っ手の着いた小便器で用を足していました。

・・・このあたりで自分の身に何が起きているのか少しずつ解ってきたように思います。

歩行がどの程度まで回復するのか・・・

そういう段階だったのです。

つづく

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小脳出血闘病記 発病・入院・リハビリ・その後数年間の経過

数年たってこの病気の全体像が見えてきましたので参考になるようにまとめてみます。

1、発病
2、入院・治療
3、バランス機能
4、肩がうまく動かない
5、リハビリ
6、転院
7、リハビリ
8、自宅療養
9、仕事復帰
10、肩の治療
11、自動車運転
12、年々良くなるのが解る
13、MRI定期検査打ち切り
14、気持ち・心の復帰

1、発病

7月中旬の月曜日
前日妻の実家で日本酒をいっぱい飲んで頭が痛い
日本酒は大好きなのだが、いつも飲む安い日本酒は糖分が多かったり体に良くない
・・・今思えば、安い日本酒は血管健康に良くないもので構成されているお酒のような気がしてならない。

朝の食事の後、頭痛薬を飲んで出勤
・・・高いお酒って頭も痛くならないんですよね。

その日は午前中から外で商談、右向け左のようなどうなってもどこかから不満が出るという案件。
それを先取り心配する客先。
どう言ったらよいか悩み続けていた。

・・・今思えば血圧がかなりあがっていたように感じます。

話を聞いているうちに突然天井が廻り始めた、何回も何回も同じ方向に天井がブレる。
そのうち椅子に座っていられなくなって床に寝そべった。
・・・この時に脳出血を起こしていたわけです。

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最初誰も気づいてくれなかったんですが、しばらくして、

同行者とかが救急車を呼んでくれて、到着後ストレッチャーに乗って救急車車内へ
意識はずっとあり、これが救急車内部かと回る視覚の中でも感心していました。

で、救急車内で救急隊員の質問に全て答える。
何処の病院が良いですか。
できれば〇〇病院 と答える

この時に隊員から私の携帯電話で妻への連絡もしてもらった。
・・・今思えば一刻も早い治療が必用な脳出血ですから、近い病院に行くのが普通なんだと思いますが、救急隊員もそこまで重症ではないと判断したのでしょう。結果的にそれでよかったのです。

・・・そして、この時点で自分では脳に何かあったとわかっていたかどうか、

ほぼ思考停止、何が起きているか見当もつかない状況だったように思います。

 

それから20分~30分くらいで〇〇病院到着
急患病室に行ったんだと思います。
いくつか話して、その後の記憶は無いです。
この時MRIで脳内の撮影もやったのだと思います。
また、カテーテルの使用(太腿の血管から差し込んで脳で何か治療するのか検査するのか)の許諾を求められたのはこの時だったかいつだったか。当然、何でもオマカセです。

何も知識がない以上、専門家に任せるしかありません。

この時には既に妻が呼ばれ、説明と治療方法へのサインを求められていました。
私はこの前後の記憶はおぼろです。

そして目が覚めたの翌日になってからだったように思います。

つづく

 

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これは商いの極意と生き方の両方「成功に導く修羅の道」斎藤一人

聞いた事が無いような「なるほどね」のお話が聞ける斎藤一人さん。

その音声から文字起こしをされている「龍青三 オフィシャルサイト」

これかなり良いお話です。

成功に導く修羅の道

商売のことについて、修羅の道とは何か、企業とは何か、それらの心がけから語られています。

下記にリンクを貼っておきます。下記ページで音声も聞けますし読むこともできます。

hitori

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ただし、これはあまりにも長い(57.08分、17,459文字)のでどのようなものか概要をメモしておきます。(文中の段落タイトルは本文にはありません。このページ管理者がつけたものです。)

興味のあるものでしたら是非全文を読むか、音声で聞いてください。

 

 

成功に導く修羅の道

 

「一人さん、普段何考えてんの?」っていうから、大概自分の考えたことは……
考えた後に、どう話したらわかってくれるだろうか、と一所懸命考えてしゃべってんです。

 

修羅の道

陰と陽が、こうぶつかりあうところがあるんです。
なんでもぶつかりあうとこがあるんですよね。

この真ん中が『修羅の道』

で、冷たい風と暖かい風の間にジェット気流がバーっと走ってるんです。

安定しようとする人間に今安定なんか考えちゃいけないからこっち来なって、こっちの道に寄せるんです。

かといったって、冒険ばっか考えてる人に今冒険なんかしちゃダメだからって、こっちに、

探すの。それに乗るの。

それをうまく乗ってればずーっとこう行くんです。

やる気のないやつと、やる気のありすぎるやつがいるの。
でも、ありすぎるやつも失敗するんです。
その、中間があるの。

一般人は、もう少し冒険して「真ん中」まで行ってジェット気流に乗りましょうということでしょうか。

修羅の道という事なので、争う場所、陰と陽がせめぎ合う「このくらいやってもかまわないな」「いくらなんでもやり過ぎかな」とかでしょうか

 

商売もそうなの 心の問題もそうなの

だから心の問題も安定を得たかったら、そのなんつの成功の道みたいのがあるの。
それにヒョイと乗ればいいだけなの。

こんなものがあるってこと知らないから、しばらくすると自分で降りちゃうの。
大概の人は自分で降りちゃうの。
で、降りたとこが危険なの。

だから安定の方が安定を目指した方がいいように思うけど、安定を目指したところの方が大体酷い目に合っちゃうの。

安定を願った人の方が火傷してる。どっち行ってもダメなの。
どっちにも触れちゃいけない道があるの。
それが成功の道なの。

安定に行きすぎると、それはそれで大変な思いをすることも有るようです。

 

必要なもの、そうでもないもの

不思議なんだけど、日本人つーのは必要な物に金出さないんです。

だから必要だから儲かるっていうけど、必要な物に金出さないですよね。

だから、簡単に言うと・・・略・・・医療なのか美容なのかの間みたい……そういうモノの方がはるか儲かるの。

おおよそ大体儲かってるもんは、みんなそんなもんなんだよ。

だからそれさえ見つけられれば、いつの時代でも儲かるんだよっていう…話なのね。

商品も中間、せめぎ合うようなものなのですね。それを見つける、作る。

 

アメリカや世界が変わって・・・

あのポーカーの国だからハッタリかますんですよ、アメリカって。

その中の、その中で我々がどうやって生き残り、豊かな生活をし…っていうことを考えてかなきゃならない。

黙っていても儲かる仕組みは終わった。それぞれが工夫する。ただし、アメリカの動きを見ている必要はある。という事でしょうかどうでしょう。

 

企てる

企業を起こす、企てる…要するに企業とはなんですかってと、企てるという意味なの。

来た人間がどうやったら喜んでくれて、どうしたら人を紹介してくれるかって、ちゃんと計画を企ててますか?って、企ててないんですよ。

ほんとにね、なんでこんな面白いかつと、ほとんどの人は企ててないの。
企てた奴の勝ちなの。
ちゃんと計画立てて何しよってやってると、ばっかばかそれだけでまわっちゃうの。

計画を立ててそれを実行する、簡単そうに見えて実際にやるとなると難しい、それを簡単にできるのも才能かも。

才能の無い人は、それ(計画と実行)を好きになる工夫か、むつかしく思わない工夫が必要なのかもです。

他のビジネス書と同じように斎藤一人さんも「計画と実行」を当たり前のことととらえているところが勉強になります。

 
苦労しない、才能のある人、積み重ねの知恵よりひらめき

人生苦労してるって人は、向いてないんです。
それで上手くいくやつはね、元々そういう才能を持ってるんです。
それで、その人間が丁半もってそいつが丁って言ったら丁って貼っちゃえばいいの。

でもね、ホントにどんな発明だって発見だって一瞬の閃きなんですよ。

積み重ねで出るような知恵ってのは、大したものじゃないの。
だけど、それ以上のポンとした閃きっつのは、自分以外の何かが与えるの。
自分から出てるのかもわかんない。

それで私の日常は、神様が好きなの。
神様が大好きなの。

才能の無い人はひたすらにうまくいっている人をまねるということですね。

自分で何かを生み出す時は自分の考えにこだわらず「ポンと出てきた閃き」を信用してみようという事でしょうか。

 

良いことに転化

要するに何にでも良いことに転化できるんだとしたら、
不況が来ようが何しようがクルッと転化しちゃえば良いだけだから、
なにやっても成功するよって。

相手が来た時嬉しさが伝わる顔すればいいんだよね。
で、「あ、良かったね、ありがとう」とか一人紹介して「ありがとうございます」って言った時のその言葉は相手に素直に伝わればいいんだよねって。
素直に伝わるような感じで喋ってる?っていった時、私は言ってんのよっていうけど、鏡見ろ鏡見ろっていうのね。

だから神様って誰ですかってあんたです。
私の神様は私なの。

だから必ず自分が仏のような顔になれるかどうかの訓練なの。

良い顔をした神様になりましょうという事でしょうか。

こうやって並べると、今までもい合われてきたことが多いのですが、斎藤一人さんの考え方から出たものはまた違った説得力があります。

「その答えに至る考え方」、これが一番為になる部分

 

以上、全文こそ面白くためになりますので、ページ上部のリンクから行ってみてください。

 

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