脳疾患で突然肩の可動域が狭まるが完治する

もう10年近く前になりますが、脳疾患で入院した翌日、ベッドの上で左肩が上まで上がらないことに気づきました。
片麻痺とは全然違います。
自由に動くのですが肩が上に上がらないのです。
いわゆる万歳ができないというか。
生活に大きく困ることは無いのですが背中が掻けません^^
先生に、脳疾患との関連性を聞いたところ答えてくれません。
明らかに症状が出た翌日に肩間接がおかしくなったのです。
関係ないはずはありません。

rigaku

結局退院してから近くの医院で理学療法士に直してもらいました。

当時この症状をネットで調べても出てこなかったのですが
今検索するとそれらしい記述が結構出てきます。
まれに出る症状のようです。

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そこで、この症状はどういうものなのか明らかにして、どのようにして完治したかを書きます。

1、脳卒中患者の肩関節における可動域制限
2、完治まで

 

1、脳卒中患者の肩関節の可動域制限

こういうページを見つけました。

 

 

脳卒中片麻痺患者の肩関節障害について

脳卒中片麻痺患者の多くに二次的合併症としての肩関節障害が見られる。

2.いわゆる五十肩(有痛性運動障害)
多くの場合拘縮の起こりかかった肩に対する無理な他動運動が原因。
*肩甲上腕リズムの考慮、初期は正常可動域の1/2のR.O.M.訓練、滑車訓練
は要注意。

 

関節可動域制限の因子・原因、エンドフィールの種類について

内因性

脊髄損傷や脳卒中など中枢神経系疾患の例では、筋が短縮する過程において膠原質よりも骨質の沈着による異所性骨化が起き、可動域制限を招いてしまいます。

 

上記二つともちょっと方向が違うかもです。

が、五十肩っぽくて、かつ運動を司る脳(小脳)が筋を操るのだと思うと

一晩で固まった私の左肩も何となく理解できます。

さて次は完治まで。

 

2、完治まで

近くの外科・内科の医院は理学療法士が居ました。

三十代くらいの女性の方、彼女に可動範囲を広げてもらい完治しました。

理学療法士:Wikipedia 医師の指示の下、その基本的動作能力の回復を図ることを目的に、治療体操その他の運動(運動療法という)を行わせ、及び電気刺激、温熱、寒冷、光線、水、マッサージなどの物理的手段(物理療法という)を加える者である。)

私の場合なぜか全然痛くなく、可動域を超えたあたりまで曲げると、むしろ「痛気持ちいい」という感じになった。

この辺ですでに五十肩とは全く違うもののような気がした。

理学療法士もそれを見て、来院の度に少しずつ可動域を広げる作戦に出た。

私は自宅で、寝るときに腕を無理やり可動域のその先になるようにベッドに押し付けて寝た。

痛気持ちいいので全く苦にならない。

そうして、医院に通うたびに分度器などで肩が稼働できる角度を計っていった。

どんどん改善し、ここまでできれば正常というところまで行った。

それで治療は終了。

残り、もっと行けそうな部分は自宅でやった。

 

ということで「バンザイ」ができなかった腕も真上にあがるようになり「完治」した。

 

とにかく痛くなく、気持ちいいくらいの治療であった。

あれは何だったのかな?

医者も理学療法士も本当の所、よく解らないことがまだまだ人体にあることを良く知っているような気がします。

 

似た症状の人、全く心配いらないっすよ。

固まった肩は解せるようです。

 

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