3 バランス機能:小脳出血の発病・入院・リハビリ・その後数年間の経過

小脳は体のバランスをとっている脳です。立ったり歩いたり、そう簡単な事ではありません。

赤ちゃんも何度も何度も練習して二本足で立ち、歩きます。動物でずっと二本足で歩けるのは人間だけです。

赤ちゃん以来再度、その二本足歩行の深淵を覗いたのがリハビリでた。

1、発病
2、入院・治療
3、バランス機能
4、肩がうまく動かない
5、リハビリ
6、転院
7、リハビリ
8、自宅療養
9、仕事復帰
10、肩の治療
11、自動車運転
12、年々良くなるのが解る
13、MRI定期検査打ち切り
14、気持ち・心の復帰

 

3、バランス機能

小脳がやられまして、能の機能回復をすぐにしなくてはならないということで

直ぐにリハビリが始まりました。

こういうリハビリは早ければ早いほど良いそうです。

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上記写真のようなところを何回か歩きます。

そんな簡単な事から始めるのですがこれが大切らしいです。

脳の歩く回線を刺激するのです。

人間て少し寝ているとあっという間に筋肉が落ちますし、とにかく使わないものはどんどん劣化していくようなのです。

これ、健常者もしっかり認識しなくてはならない事です。

休んだり、使わない機能は運動で脳でもいとも簡単に劣化してゆく。

 

バランス感覚のお話しでした。

ずっと後になって退院してから、山古志の手掘りトンネルに入った時真っ暗でバランス感覚を無くしてよろめきました。

以前はそういうことは無かったですし、今はもう大丈夫なのですが。

 

退院後初めて山古志のトンネルに入ってよろめいたのはショックでした。

この時感じたのは、人間のバランスは2系統で成り立っている事。

視覚と耳に有るんでしたっけ並行感覚を司る三半規管、この二つ。

 

私の場合、三半規管からの信号を受ける小脳内の部分が少しやられていたのでしょうか、トンネルで残るバランス機能の視覚まで失われた時に急激に全バランスが失われてふら付いたようでした。そうとしか思えません。

その後も暗闇にゆくとふら付きが増すことがわかり、夜の繁華街はいかない事にしました。その時点で健康面でも精神的にもとっても繁華街に行っている余裕は無かったのですが。

とにかく暗いところは避けました。

同じような方、安心してください。今では暗闇でもほぼ大丈夫です。

 

ということで、入院中の仕事はとにかくリハビリです。

つづく

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